地球へ

地球…(テラ…)を紹介します。
地球…(テラ…)を紹介します。

地球…(テラ…)』
竹宮惠子が

「月刊マンガ少年」(朝日ソノラマ)に

1977年1月号から1980年5月号にかけて連載したSF漫画作品。

全4部構成。
───地球


地球…の作品概要を紹介します。
地球…の作品概要を紹介します。

地球…(テラ…)の作品概要』
当初は3回で終了する予定でスタートしたが、
到底3話で終了するような展開ではなく、
第4話で一旦第1部が完結。

その後、
断続的に第4部まで3年半にわたり連載が続いた。


第1部に限れば、
主人公は少年で超能力者だが、
最初は自分の能力に気付いていない。
作者は超能力を扱った作品を他にも描いているが、
当作品は下記のようにその中でも人気が高かった。
作品世界は遠未来で、
体制はコンピュータに完全管理されており、
超能力者は密かに処分されている。

また、
体制(人間)側にも主人公級のライバルキャラクターが設定され、
心情等しっかり描き出されている。
最終話までに作品内でかなりの時間が流れるが、
人間と超能力者との対立には決着がつく。


1978年度の星雲賞コミック部門を受賞。
第25回(1979年度)小学館漫画賞受賞。
1995年には文庫化(全3巻)し、
2006年の時点では10版まで出版されている。
2007年4月には新装本が出版された。
───地球

地球すじ

地球…のあらすじを紹介します。
地球…のあらすじを紹介します。

地球…(テラ…)のあらすじ』
現代から遠く離れた未来―S.D.
(Superior Dominance:特殊統治体制、西暦3千数百年)
の時代。

科学の発展により文明が高度化し、
ワープ航法によって宇宙旅立つことができるようになった時代、
「人類が地球を窒息させている」
と結論付けた一部の人間の考えにより、
人類の手ではもはや修繕不可能なまでに進んだ
環境破壊で生命滅亡の淵にある地球を再生するため、
全ての人間がマザーコンピュータとともに植民惑星退去した。

人類は出生から成長、
死に至るまですべてコンピュータによって完全に管理されていた。
無作為に選び出された精子と卵子を受精させ、
人工子宮により

『赤ん坊』
として生きられるようになると、
無作為に選ばれた養親によって

『目覚めの日』(=14歳の誕生日)
まで安心かつ健全、
しかも画一化された教育惑星で育てられる。

『目覚めの日』
前後になると、
星のマザーコンピュータによって

《成人検査》が行われ、
今までの記憶の消去と地球人として生きるための知識の注入を受け、

“大人”としての教育を受けるべく、
さらに高度な教育が受けられる
“エデュケーショナル・ステーション”
に送られる。


しかし、
成人検査をパスできない人もいる。
さらに、
この成人検査の過程で誕生するのは

“大人”とみなされた人間だけではない。

超能力保持者“ミュウ”も誕生させていたのだ。

ほとんどのミュウは、
感情過多などの兆候から
ESP(エスパー)チェックにより深層心理まで分析され、
排除されてきた。

だが、
管理体制の実態を見抜き脱出に成功したミュウ達は集団を作り、
人類にミュウの存在を認めるよう働きかけてきた。
しかし、
その願いは通じなかった……。


地球から遠く離れた植民惑星アタラクシアで育った少年ジョミー・マーキス・シンは、

『目覚めの日』
の数日前から不思議な夢を見ていた。
ひとりの盲目の美少女と青い髪の若者が会話している場面である。
ジョミーの正体はミュウであったが、
その強靭な精神力でESP検査や深層心理分析といった検査をことごとくクリアしてきた。


しかし、
『目覚めの日』
に成人検査を受けている最中、

夢に出て来た青い髪の若者―

ソルジャー(ミュウの長)・ブルーに助けられ、
成人検査がほどこす洗脳から逃れることができた。


だが、
“不適格者”(=ミュウ)
と診断されたジョミーは抹殺されそうになる。

そこ
ミュウの手助けが入り、
ジョミーは混乱のなかミュウの船迎えられることとなる。


最初は戸惑い、
抵抗心剥き出しだったジョミーだが、
障害の補完として超能力を持った他のミュウとは違い

”健常者かつミュウ”

であった事から、新しいソルジャーとなるようブルーに請われ、

彼の記憶と精神を受け継ぎ

“ソルジャー・シン”

となる。


一方、
統治者候補で

“無垢な者”
としての養育を受け、

執行機関「メンバーズ・エリート」
の一員となった同い年の青年がいた。

彼の名はキース・アニアン。

親友サムたちとは違い、
成人検査を受けた記憶も幼い頃の記憶も一切持たない彼は、
様々な出来事の中で、
徐々に自身の正体とミュウの廃絶の可能性の有無を見出しながら出世コースをひた走る。

この二人の接触は、
十数年にもわたるミュウと人間の戦いと、
地球の新時代の幕開けに繋がる様々な事件が起こすこととなる。

ミュウも人間も

葛藤し、悩み、苦しみ、悲しみを味わいながら、

戦いに身を投じていく。


果たして、
ジョミーたちミュウは
地球テラたどり着くことができるのか……?
───地球


地球…のトピックス(原作)を紹介します。
地球…のトピックス(原作)を紹介します。

地球…(テラ…)のトピックス(原作)』
宇宙船等のメカニックデザインや単行本の透視図をひおあきらが協力。
原稿のメカ部分を、
彼が直接描いたかどうかは不明だが、
作者の同時期の他作品のメカのタッチとは
明らかに異なり彼のタッチに酷似している為、
描いた可能性が高い。

作者は夢に見たあるイメージを元に第1部を描き、
初期構想では第1部のみの短編にするつもりだったそうである。

マンガ少年に最終回が掲載された直後に映画が公開され、
話題を呼んだ。
単行本は、
雑誌掲載の原稿を加筆、
修正。
より理解しやすい表現に改められた。
第4部では大幅な修正が行われ、
S.D.の解釈などが雑誌掲載時と異なっている。
───地球

地球人

地球…(原作)の登場人物を紹介します。
地球…(原作)の登場人物を紹介します。

地球…(テラ…)(原作)の登場人物』
※()内は、最年少時から最期までの年齢です。

○ジョミー・マーキス・シン(13歳→45歳)

本編「地球…」のミュウ・サイドの主人公。

育英都市アタラクシアの出身。

潜在的なミュウとして14歳まで生きてきた。

感情過多であるため、
幾度かESPチェックを受けてきたが、
“無い”
とまで自嘲するタフな精神・神経と潜在的な強い思念波のおかげで潜り抜けてきた。

他のミュウとは違い、
欠けている部分のない健常者であり、
人類の太く短い生命力とミュウの細く長い能力を兼ね備えた存在であることから
ソルジャー・ブルーに見出され、
余命わずかの彼の後を継ぎ、

ミュウの長
『ソルジャー・シン』となる。

そして、
ブルーの意思を継いで、
ミュウが長年目指してきた地球テラ
向かうこととなる。

最初はその乱暴な性分から他のミュウたちに疎まれてきたが、
様々な訓練や勉強を経て―何よりも、
ブルーの強固な意志を宿したおかげで―カリスマ性の高いリーダーになってゆく。

その卓越した行動力と強大なESP能力で、
仲間の危機を救うために飛び出すこともしばしば。

また、
様々な経験を経て策士としての冷静さも兼ね備えるようになってゆき、
当初は反発されていたハーレイからも
「戦士だ」
と高く評価されるようになっていく。

彼もブルー同様、
14歳以降外見は変わっていない。

途中、
ナスカでの地球軍との衝突がきっかけで全失明・失語・失聴となり、
それからはテレパシーでコミュニケーションをとっている。

その強靭な肉体と精神力で、
惑星ナスカの希薄な大気や地球のS.D.体制のしかれた特別個室に適応した
(※ナスカの希薄な大気に適応するには、
長老たちはESP能力でバリアを張らないとならない。

また、
地球の特別個室では強烈なまでの思念波エネルギーに、
長老たちばかりかトォニィすらも悲鳴をあげた)。

また、
感受性が豊かなため、
感情を表に出しやすいミュウたちを懸命にリードし、
まとめあげた。

それは戦闘で仲間を失ったがゆえに
殻に閉じこもりがちだったトォニィたちミュウを統率して
全員の思念波エネルギーで地球軍を撃退したり、
キースらをはじめとする
地球側の首脳たちの態度に怒りをあらわにする
長老たちをけん制した。

ナスカの環境に適応したのは自身の身体のおかげだが、
地球の特別個室で苦しむ部下たちをなだめ、
ミュウたちを懸命にリードし、
長老たちをいさめるようになったのは、
ソルジャー・ブルーの存在を意識していただけではなく、
自身がナスカで味わった悲劇で
精神的に強くならざるをえなかったからだといえよう。

ナスカで安穏と生きる道を絶たれ、
多くの同胞を助けられなかった悲劇は、
遠回りしながらも、
彼に
地球帰ること』
の重要性を改めて認識させた。

原作と映画では運命が若干異なる。

原作版の最期は破壊寸前のグランドマザーに
精神を支配されたキースによって銃殺される。

しかし、
精神が分離し、
コンピュータ・テラを制止させたキースの
「俺を殺せ」
という言葉を受け、
苦痛を伴わないように殺す。

それに対し映画版では、
キースに致命傷を負わされるもののかろうじて生きており、
ふたりでコンピュータ・テラの前に落ちる。

今際
(いまわ)
の言葉は、
「キース、逃げろ」
だった。
───地球


○キース・アニアン(15歳→45歳)

本編「地球…」の人類サイドの主人公。

機械(マザー)の申し子・鉄面皮
などと評されるエリートだが、
喜怒哀楽のうち
《怒》
《哀》
の感情は誰よりも強い男である。

ジョミーの最大のライバル。

地球のどこにいても一目置かれ、
一線を画される存在である。

育英都市トロイナスの出身との触れ込みだが、
幼少時代及び受けたはずの
成人検査に関する記憶を一切持っていない。

エデュケーショナル・ステーションでの教育を終えた後は

「メンバーズ・エリート」に選出され、
その頭角を現して目を見張るスピードで
エリートコースを昇進していく。

ステーションでの教育過程からミュウと遭遇し、
幾度も対決していくことになる。

さらに、
様々な事件のなかで幾度も葛藤を繰り返しながら、
マザーが期待していた通りの成長を続ける。

そして、
最終的には地球の総帥となり、
ジョミーたちミュウと対立してゆくことになる。

20年近くにわたるミュウとの対決のなかで、
自身の出生の秘密やミュウの遺伝的要因の排除の可否、
さらには地球そのものの秘密を知ってゆくこととなる。

そのなかで、
ミュウの女性フィシスに不思議な縁を感じるようになっていく。

ゴルゴ13のように、
背後に立った者を反射的に撃つよう訓練されている。

実は、
フィシスの卵子を元に生み出された、
遺伝上の

“フィシスの実子”。

15歳まで人工子宮で育ち、
知識は脳に直接刷り込まれていた。

統治者候補たる

「無垢なる者」

の一人である故に、
養親はおらず、
よって成人検査も実は受けていない。

ひとりの人間としても、
ひとりの統治者としても、
ジョミーとは対照的な存在である。

最初はミュウから反感を買っていたものの徐々に理解者が増え、

“信頼できるミュウの長”
として受け入れられ、
リオやトォニィ、フィシスやハーレイといった
たくさんの同胞に愛されてきたジョミーに比べ、

常に孤独を選んでいた彼は
マツカとサム以外に心を許せる存在がおらず
(マツカにも心を許していない部分もあったが、
彼の死は悲しんだ)、
表面上は

地球国家元首”

という究極の要職に就いても、
心から尊敬し、
心から愛してくれる者はふたり以外におらず、
ふたりのいない場所では常に孤独であった。

彼も原作と映画では運命が若干異なる。

原作版では最後までジョミーをライバル視している。

ミュウの存在を認めながらも、
受け入れようとはしなかった。

ジョミーがグランドマザーと戦っているとき、
彼の心も一緒に戦っていたという。

あともう一歩というところで、
グランドマザーの思念波に操られジョミーを殺してしまう。

正気に戻ったところで、
いままで心に宿っていた機械の懸念が爆発する。

これまで従ってきたコンピュータが
自分の意思に介入することを拒絶したのだ。

グランドマザーが破壊された後、
コンピュータ・テラを停止させ、
地球を自然のままにし、
機械の管理から離脱することを選択する。

その後、
精神体として《生きていた》
ジョミーの手で殺されることを望む。

対して映画版ではジョミーを大切な同胞として受け入れる。

しかし、
グランドマザーに操縦された彼は
光線銃でジョミーに致命傷を負わせてしまう。

ジョミーを抱いて逃げようとするが、
二人一緒にコンピュータ・テラのもと落下。

ジョミーの
「逃げろ」
という言葉を無視し、

最期はコンピュータの束縛を拒否し、
キース・アニアンというひとりの
《人間》として、
自分の意思で死を選んだ。
───地球


○ソルジャー・ブルー(14歳→約300歳)

ミュウの中で最も長く生き、
長としてミュウたちを束ねてきた。

全体的に虚弱体質であり聴覚障害者である。

耳にはへッドフォン型の補聴器を付けている。

この補聴器は彼の記憶が記録されており、
ジョミーに託された。

3世紀もミュウとして生きたといわれるが、
青年としか思えない外見を保っている。

若く見せたがるのはミュウ全体に見られる傾向だと称する。

ジョミーにミュウが発生する原因が成人検査にあることを告げ、
自身が実験体として悲惨な日々を送り続けてきたことを告白している。

寿命が潰える直前にその意思をジョミーに託し、
ジョミーの能力を開花させる。

地球の強い思いを残したまま逝くが、
死んでもなおジョミーの中で生きつづけている。
(ジョミーが意識し続けている。)

50年前、
フィシスと邂逅し、
ミュウの船に連れてきた。

以降、彼女を
『女神』とたたえ、
彼女の手を通して地球を見るようになる。

ときおり束縛された姿でジョミーの心に登場するのは、
実験体としての彼の姿である。

フィシスと実際に邂逅したのは、
彼女が人工子宮の中で眠っている頃
(おそらく覚醒まであと数年といったところ)
である。

名前すらなかった彼女に一縷(いちる)
の可能性を見出した彼は能力を与え、

『女神』

と心からたたえた。

ジョミーはそんな彼に優しさを見出している。
───地球


○フィシス(15歳→96歳)

ミュウの、
盲目の美少女占い師。

生まれつきの盲目で予知能力に秀でたESP。

つねに歴代のソルジャー
(ブルー、ジョミー)に仕え、
提言を与えている。

占いは占い用のターフル
(オランダ語でテーブルの意)

で行われ、
占いの結果は概ね当たる。

また、
なぜか銀河系や地球の外観を知っている。

謎の多い女性で、
物語上、
重要な意味を担う存在である。

キースとは敵同士であるにも関わらず何故か情報を与えてしまい、
トォニィを目覚めさせようとして、
かえって逃げられ、
能力や知識を吸収され、
正体すら暴かれてしまう。

しかし、
その正体を知っていたソルジャー・ブルーにとって彼女は
『女神』であった。

ジョミーの願いから、
唯一ジョミーを本名で呼ぶ。

キースの遺伝子上の母親。

『息子』キースと
直接接触した時には、
本人の意志に関係なく心を読まれてしまった。

実は、

『無垢なる者』

の候補者として15歳まで人工子宮で育てられ、
知識は脳に直接刷り込まれていた。

銀河系や地球のイメージも刷り込まれた物である。
地球のイメージは

『無垢なる者』

の候補者が地球に忠誠を誓うために刷り込まれており、

『無垢なる者』

の候補者の特徴でもある。

たとえトォニィに嫌われても、
彼をはじめとする

『ナスカの子』

たちを我が子のように心配した。

それは休む時間もろくに与えず、
ひたすら彼らを戦場に送り込むジョミーに自ら忠告に行ったほど。

ESP能力はすべてソルジャー・ブルーから極秘に与えられたものである。

人類とミュウをつなぐ

『女神』であってほしい……

ブルーの願いは皮肉にも、
原作では地殻変動で滅びつつあった地球でかなえられることになる。

なお、
映画版では彼女がキースと遺伝学上の親子であっても、
あくまで

《ミュウのフィシス》
として紹介されている。
───地球


○ジョナ・マツカ(17歳→39歳)

ミュウであることを隠し、
人間社会に溶け込んでいたミュウ。

控えめで大人しく女性的な性格。

キースを殺そうとするが、
反撃されてしまう。

その後、
助命される代わりに無理矢理キースの副官にされ、
彼の片腕として共に人生を歩むことになる。

ジョミーやブルーらと同様に、
外見年齢は変わらない。

だが、
己の能力を恐れ、
己を殺しながらエリートコースに在籍していたため、
ミュウのESPによる殺傷能力の強さや人の3倍もあるといわれる寿命のことすら知らない。
最初は嫌々ながらキースに従っていたが、
やがて、
その関係は徐々に変わってゆくことになる。

地球政府では少尉の階級を与えられる。

彼がキースに仕えてよかったと本気で思えるようになったのは、
ミュウとの対談を翌日に控えた夜のこと。

サムの死や実母フィシスの想いが流した涙に満たされた心を見た瞬間だった。

それから数時間後、
キースを襲撃したトォニィをかろうじて撃退するも、
体を上下に引き裂かれてしまう。

しかし彼は息絶える前に、
心停止状態だったキースを最後の力を振り絞り蘇生させた。

階級は殉職のため大尉に死後二階級特進した。

映画版ではミュウとして基地内を追われ、
隠れていたところをキースに発見される。

幸運にもキースが面倒を見てくれることになったため、
キースに心底感謝し彼に尽くす。

なお、
ミュウとしての知識や自覚がない設定は原作どおりである。
───地球


○トォニィ(0歳→22歳)

惑星ナスカで、
母体によって生まれた初めての子。

3歳のとき、
ある事件で昏睡状態に陥るが、
12歳前後の肉体に成長して覚醒する。

それ以後も急激な肉体成長を続け、
最終的に成人する。

本人いわく
『(ジョミーと同じ)完全なミュウ』。

彼を覚醒させようとしていたフィシスから《彼女から逃れるために》
知識と予知能力を習得し、
彼女の正体すら見抜いてしまう。

しかし、
精神の成長が肉体にともなっておらず、
精神年齢は生きてきた時間とほぼ同じでしかない。

ナスカで生まれた子供特有の強い思念波を持つ。

彼にとってジョミーは
『グラン・パ(おじいさん)』
であり、
両親以上に尊敬すべき
『親』
であり、
目指すべきベクトルである。

だが、
自分を放ってリオやハーレイと行動するジョミーに怒りを感じ、
リオとハーレイに嫉妬したりしている。

そんな彼が最も恐れていることは、
ジョミーと別れたりジョミーに嫌われたりすることである。

実は、
キース・アニアンを二度も死の淵まで追い込んだ唯一の人物である。

最初は3歳のとき。

3歳の段階で、
キースを無理やり自供させるほどの
類まれなるESP能力と高度な知能をあらわしており、
《殺意》というものも
このときすでに知っていた彼はキースを殺害しようとした。

それがのちに実の母カリナを死なせてしまう結果となるが、
本人はキースとフィシスのせいだと考えている。

ゆえにキースはもちろん、
キースと通じただけでなく、
ソルジャー・ブルーに能力を与えられただけの
人間に過ぎなかったフィシスすら激しく憎悪している。

2回目はジョミーとともに地球降りたとき。

S.D.体制の敷かれた個室でひとり眠りにおちることができなかった彼は、
キースを探し出し寝室で彼を心停止状態にまで追い込む。

最後には、
ジョミーの思いを残しながら宇宙の果て飛んでゆく。
───地球


○セキ・レイ・シロエ(15歳)

キースとおなじステーションに在住していた、
エリートでありながら機械によって制御された社会を
強く拒み、憎んでいた少年。

育英都市エネルゲイア出身のジュライ・グレード(7月生)。

自分を慈しんでくれた
「母」
に関する記憶を成人検査で奪われた事をひどく悲しみ、
かつテラズ・ナンバーやマザー・イライザなどの管理コンピューターを憎んでいる。

キースやサムを蔑むような態度を常にとる小生意気な子供でありながら、
勉強に精を出してエリートとしての道を歩むという、
一見矛盾しているが筋の通った行動をとっている。

やがて、
キースが幼少時代の記憶が全くないことを知った彼は、
キースをおとしいれるため、
その素性を探るべく行動を開始する。

そして、
キースの出生にまつわる真実を告白することになる。

出番は少なかったが、
物語の位置づけとしては比較的大きな存在である。

当初から

《要注意人物》

に挙げられていた。

しかし、
キースの行動を調べていくうちに監視は強化され、
成人検査後にESP検査を受けるという前代未聞の事態に巻き込まれる。

精神的・肉体的に負担を負った彼は、
禁止事項を言葉に出すと心臓周辺を圧迫するベルトにより
精神的な束縛を受けていたが、
キースの前でキースの正体を暴露する。

その後逮捕され、
ステーションから逃亡を図るが、
キースに撃墜される。

このとき、
キースは涙を流した。

ラストでのミーシャの記憶の画に、
彼も入っている。
───地球


○サム・ヒューストン(15歳→45歳)

幼少時代はジョミーの幼馴染で、
ステーションではキースの唯一の親友となる。

ガキ大将タイプで、
面倒見が良い優しい男。

その人間関係が災いして、
ミュウと人類の運命に翻弄されることになる。

TVアニメ版では幼児退行後のシーンにて映画版のOPを口ずさんでいる。

宇宙からナスカを警備していたとき、
ジョミーたちミュウに遭遇。

人類の敵ミュウの長となり、
14歳の頃と見かけが全然変わっていないジョミーを

「化け物」

呼ばわりしてしまい、
挙げ句の果てに殺害しようとしてしまう。

しかし、
長老たちによってナスカでの記憶が消された彼は地球政府によって発見される。

記憶を消されたショックで精神破綻を起こした彼は幼児退行を起こし、
成人検査以前の記憶しか残っていなかった。

これ以後、
親友キースとは付き合い方が変わるものの、
亡くなるまでキースの心のよりどころとなった。

ジョミーとキースとの会談を翌日に控えたS.D.599年12月、
長年入院していた火星の病院にて死去。

死因は急性肺炎。

皮肉にも、
亡くなるまでの間、
ナスカでジョミーと接触した23歳のままの姿で生き続けた。

これは
「心が若かったため」
とされる。
───地球


○リオ(?歳)

ミュウのひとり。
先天性の言語障害を持ち、
テレパシーで会話する。
ジョミーの左腕。
ジョミーが初めて肉体的に接触したミュウであり、
彼の優しさを心から理解している、
初めての良き理解者であり、
味方でもある。
───地球


ハーレイ(?→約300歳)

ミュウの長の一人。
宇宙船の船長なので
“キャプテン”
の肩書き付きで呼ばれる。
ブルー亡き後、
ジョミーの補佐を務め、
ジョミーの右腕として辣腕
(らつわん)
をふるう。
時に暴走するジョミーをいさめる一方で、
彼の実力と才能を認めている。
外見は壮年でソルジャー・ブルーよりはるかに年上だが、
ブルーと同じ時代を彼とともに生き、
地球向かうための準備を一から整えてきた。
───地球


○ゼル(?→約300歳)

ミュウの長のひとり。
宇宙船の機関長であるため、
ハーレイ同様
“機関長”
の肩書き付き。
最初はジョミーの素行から、
次期ソルジャーに推すことに懸念を示していた。
外見は
『長老』
と呼ぶに相応しい老人で、
ブルーと同じ時代を生きて来た人間のひとり。
───地球


○エラ(?→約300歳)

ミュウの長のひとり。
みんなからはエラ女史と呼ばれている。
ジョミーに関するソルジャー・ブルーの提案に、
最初は難色を示していた。
外見はハーレイと同年齢に見えるが、
ブルーと同じ時代を生きてきた長老たちの紅一点である。
───地球


○教授(?歳)

ミュウの子供たちを指導している、
古参のミュウ。
ミュウの子供たちにいジョミーの成人検査の様子を見せた。
ジョミーにミュウの歴史を教えたのをはじめ、
政治や帝王学など様々なことを教えてきた。
外見は50代前半から60代前半だと思われるが、
実際はその3倍以上は生きていると思われる。
ちなみに右腕は義手。
───地球


○アルフレート(?歳)

フィシスに仕えている
(フィシスに好意があり、
一緒にいるだけ?)
アンドロイド又はサイボーグ。
体が機械であるという描写は無いが、
目から下に線が入っている為、
アンドロイド又は虚弱体質で顔の皮膚を含めた
全身をサイボーグ化しているミュウであると推測される。
何かと感情をあらわにし、
フィシスに逢いたがるジョミーを敬遠している。
───地球


○カリナ(7歳→19歳)

トォニィの母。
S.D.577年、
赤い惑星ナスカにて、
ミュウで初めての妊娠・出産を行った女性。
普段は保育部で看護師をしている。
ジョミーから
『お母さん』
という者の存在を読み取ってからずっと、
母親になりたいと切に願っていた。
───地球


○アルテラ(?歳)

トォニィと同じく、
惑星ナスカで母体から誕生した9人のミュウのうちのひとり。
ナスカ生まれのミュウ特有の強力な思念波を持つ。
トォニィの恋人。
しかし、
戦線でジョミーに酷使される上に、
他のナスカ生まれのミュウの少女たちと同じく生殖能力を持っていないため、
トォニィに悲しみをぶつける……。
外見は10代後半程度。
───地球


○タキオン(?歳)

トォニィと同じく、
惑星ナスカで自然分娩により誕生した9人のミュウのひとり。
ナスカ生まれ特有の図抜けた知能と強力な思念波を持ち、
ジョミーを崇拝し続ける少年。
トォニィたちナスカ生まれのミュウの少年少女たちと戦線に立つが……。
───地球


○ツェーレン(?歳)

トォニィと同じく、
惑星ナスカで自然出産により産まれた9人のミュウのひとり。
ナスカ生まれのミュウが持つ強力なESP能力を持つ少女。
やがて、
ジョミーから重大な使命を任されることになる。
外見は10代前半程度。
───地球


○グランドマザー

地球で人類全体を統治する強大なコンピュータ。

ミュウを人間社会から拒絶しながらも、
設計者によって、
“その因子を断ってはならない”
という矛盾したプログラム
「永久絶対指令」
を組み込まれている。
これは
“人類とミュウのいずれか、
再生させ得た側に地球の運命を任せる”
という、
当時の地球指導部による一種の賭けの為であった。
───地球


○コンピュータ・テラ

地球に最も深く直結し、
マグマの流れを変えることすら出来るコンピュータ。
グランドマザーが破壊されたときのみ現れる。

S.D.時代に入る10年前に設置されたコンピュータで、
地球の運命は人類よりもミュウが握る確率が高いことを計算していた。
しかし、
当時の政治家たちがこの計算結果に難色を示したためにグランドマザーが創られ、
真っ先に到着する者がどちらになるか、
地底で長いこと待っていた。
人類であるキースが先に到着することになるが、
グランドマザーとの戦いを経た彼によって永遠に停止させられることになる。
───地球


テラズ・ナンバー5

世界に9機ある
テラズ・ナンバー』
のひとつ。
グランドマザーと直結し、
育英都市アタラクシアの
「目覚めの日」
を担うコンピュータ。
成人検査を担当する。
───地球


○マザー・イライザ

キースが在住していたE-1077ステーションのマザーコンピュータ。
ステーションでは、
エリートたちが彼女とコミュニケーションをとり、
時には精神分析やヒーリングなども行う。
人の形を映し出して現れることがあるが、
それは身近な女性
(母親や、恋人)
に似るとされる。

マザーコンピュータと直結しており、
E-1077エデュケーショナル・ステーションで
《無垢なる者》
となる実験体を創造していた。
キース・アニアンやフィシスもここで創られた。
───地球


○ミーシャ

一番最後に登場する少女。
ミュウと思われる少女で、
ジョミーやキース、
ミュウと人類の戦いの記憶を持つ。
物語上どのような意味があるのか、
どのような立場なのかは不明。
ネット上でも論議がなされていたりする。
───地球

地球語

地球…の用語を紹介します。
地球…の用語を紹介します。

地球…(テラ…)の用語』
S.D.(Superior Dominance―特殊統治体制)

機械により、
完全な生命管理を行う体制。
人類の叡智を持ってしても解決できない地球の環境汚染を、
人類が出て行くことで解決するために創られた。
人間は無限大の精子と卵子の組み合わせから、
試験管で人工受精させられて誕生し、
人工子宮で成長して
『赤ん坊』
としてこの世に生を受ける。
各惑星で
『純粋な子供』
に育つべく養父母に養育されて幼少期を過ごした後、
先述の
「目覚めの日」

「成人検査」
を通過したのち、
宇宙ステーション
「エデュケーショナル・ステーション」
にて教育を受け、
それぞれの能力に適した職業につく。
よって、
地球に降り立たぬまま一生を終えることもある。
───地球


植民惑星

環境汚染が止まらない地球を保護するために、
人類が移住した惑星。
ジョミーが14歳まで過ごした育英都市アタラクシアも植民惑星にあたり、
マザーコンピュータの管理体制のもとで人類が暮らしている。
住民は普通人
(=コモン)
が主で、
エリートが住民の管理にあたっている。
植民に成功している惑星がある一方、
惑星ナスカのように移民に失敗し、
打ち捨てられた惑星も数多く存在する。
───地球


育英都市

「目覚めの日」
を迎えるまで子供たちを
《純粋に》
育てる都市。
14歳までの子供たちと彼らの養親が住む。
アタラクシア
(ギリシャ語:ataraxia エピクロス派が唱えた
“魂の平安”
の意)はこの一つ。
それぞれに
テラズ・ナンバー』
と呼ばれるマザー・コンピュータが存在している。
アタラクシアにあったマザー・コンピュータは
テラズ・ナンバー5』。
他にトロイナス、
エネルゲイア、
サースリアなど8つの都市が存在する。
───地球


成人検査

マザーコンピュータ
テラズ・ナンバー』

「目覚めの日」
の前後1年以内に行う検査。
特定された場所にテラズ・ナンバーが現れ、
思念波による過去の記憶の抹消と
「16歳の大人の地球人」
として生きていくための基本的な知恵の享受を行う。
成人検査はひとりにつき最大3回まで実施され、
97パーセントは合格する。
残りの3パーセントは知的障害だったり、
検査の過程でコンタクトに失敗したり、
検査の過程で精神障害を患ったりする者たちである。
───地球


ESP検査

感情過多の子供、
S.D.体制の批判といった反抗的な思想をもつ子供、
ミュウと思しき能力を持つ子供に行われる検査。
コンピュータから送られる思念波で深層心理をくまなく調べられ、
ミュウかどうか判断する。
ミュウの場合は、
精神が繊細なため、
この検査に耐えられない。
───地球


ミュウ

人類とは異なった新人類。
虚弱体質で、
身体障害を持つ事が多い。
しかし、
その分非常に長寿で、
思念波エネルギーを操る
(障害の補完として超能力が発現するらしい)。
普通は意思伝達や読心程度だが、
協力し合ったり、
また力の強いミュウであれば、
念動力
(サイコキネシス)
や幻覚を見せることが出来る。
ミュウだと判明した者は即座に抹殺されるが、
かろうじて生き延びた者たちはソルジャー・ブルーのもとに集結し、
コミュニティを作って生活している。
成人検査の後に覚醒する者も多く、
ソルジャー・ブルーや同じ時代を生きてきたミュウはこれに該当する。
マザーの思念波エネルギーに呼応した結果、
彼らはESPに目覚め、
迫害を受けたりモルモット同然の扱いを受けたり、
悲惨な扱いを受けてきた。
現在では
『人類と敵対する存在』
として、
脅威とされている。

しかし、
実は、
再びテラの移住が始まる際に
S.D.体制が不可避的に生み出す存在として確認され、
政治的には脅威とされ抹殺されるべきものとみなされつつも、
科学者の間ではむしろ移住後に
主導的な役割を果たすことが予測され
極秘裏にその存在が黙認された新人類である。
ただし、
科学者の間でもミュウではなく
現人類が引き続き主導権を握る可能性も認識されていた。
ある意味では、
S.D.体制には、
それが倒される過程で明らかになるテラ移住後の人類の主導権をどちらが握るかを選別するという役割もあった。
───地球


教育(エデュケーショナル)ステーション

成人検査をパスした
「16歳の大人の地球人」
を教育する機関。
それぞれの植民惑星から連れてこられた、
精神的に不安定な少年少女たちの集団に基本的なS.D.の教育を施した後、
集団を性別・生まれ月ごとに振り分けて教育する。
「エリートコース」

「一般
(ユニバーサル)
コース」
の二つの種類のステーションが存在し、
教育期間はそれぞれ2年。
少年少女たちはステーションのマザー・コンピュータの管理下で生活を送る。
一般コースからエリートコースの変更は不可能だが、
エリートコースから一般コースの変更は特例として許されることがある
(主な特例には恋愛が挙げられる。
コース変更が認められると、
一般コースで最初から2年間、
普通人としての教育を受けることになる)。
───地球


無垢なる者

感情や思想に左右されず、
グランドマザーの完全なる
《支配》
のもとでの自己決定により地球を完全に統治できる者のこと。
グランドマザーに直結した各
「ステーション」
では、
候補者となる実験体を創造している。
タンパク質と遺伝子体から創られた彼らは、
15歳まで人工子宮のなかで育てられ、
脳に直接知識を刷り込まれる。
実験体に共通しているのは、
地球の外観と太陽系、
銀河系のビジョンである。
しかし、
普通人
(コモン)
や肉体および精神に障害をきたす者ばかりが生まれており、
そういった存在は処分されている。
───地球


メンバーズ・エリート


「ステーション」
で行なわれる定員1000人の
「エリートコース」
教育の結果に基づき選ばれる、
6人の上位者。
政治の中枢に行くか軍部で参謀となるかを選択出来るが、
何よりも大きな特権は、
地球行き、
定住する権利を得られることであろう。
───地球


エリート

成人検査後、
「エリートコース」
に振り分けられ、
エリートとしての教育を受けた者。
メンバーズ・エリートに選ばれなかった994人がこれに該当する。
地球及びその配下にある組織に所属し、
上層部の指示のもと、
軍人や医師や学者などの要職に就く。
だが、
メンバーズ・エリートを上回るレベルの昇進は絶望的に不可能である。
───地球


普通人(コモン)

成人検査後、
「一般コース」
に振り分けられ、
普通人としての学習を受けた者。
地球もしくは植民惑星で一般人として暮らし、
結婚した者は育英都市で養親となって、
人工受精で誕生した子供を成人検査の日まで育てる。
エリートがマザーや地球政府の上層部の指示で動くのに対し、
コモンはマザーの直轄下にある
「ユニバーサル・コントロール」
と呼ばれる組織の指示で行動する。
───地球


惑星ナスカ

人間が移民に失敗し、
打ち捨てられた惑星。
二重太陽系にあり、
空の色は赤い。
第2部ではジョミーの指揮のもと、
ミュウたちがひっそりと暮らしていた。
ミュウたちはそこで農作業にいそしみ、
迫害に明け暮れ暗い地下に潜んでいた日々を忘れて平和な生活を送っていた。
母胎によるミュウの出産が行われた惑星であり、
トォニィの生まれ故郷でもあり、
ミュウたち
(とくにジョミー)
にとってはミュウの歴史始まって以来の悲劇の現場でもある。
この星で産まれた子供たちは9人いるが、
全員、
突出したESP能力の持ち主であり、
旧世代のミュウに対し
「ナスカの子」
と呼ばれる。
───地球


VIP

地球の地下都市の各首都からひとりずつ集められた首脳たちの集合体。
地球に関する重要な決定を下す重要機関だが、
活動形態は内勤の者でも具体的に判らない最高機密機関。
メンバーズ・エリートは最年少にしてVIPに近づける重要な立場であり、
昇進次第ではその輪の中に入っていくことができる。
───地球


地球国家元首

地球およびそれに追随する惑星国家の最高統治者。
200年間の間、
その座に就いた者はいなかった。
───地球

地球画

地球…のアニメ映画版を紹介します。
地球…のアニメ映画版を紹介します。

地球…(テラ…)のアニメ映画版』
1980年4月26日に東映によりアニメ映画化された。
前年に大ヒットした
「銀河鉄道999」
に続く人気コミックの映画化作品として期待されたが、
アニメを制作した経験のない
恩地日出夫が監督に就任したことでアニメとしては
異色の作品となったこともあり、
作品内容は賛否が分かれた。
しかし原作者自ら
「私の作品で
地球…」
が最も有名になったのはアニメ化された為かもしれない」
と語っているように最初の映像化作品であり、
原作との違いも含めて
地球…」
を語る上で欠かせない作品である。

映画版は、
オリジナルにはないラブストーリーや戦闘シーンが追加され、
原作とは違った雰囲気のものとなっている。
このことを質問された作者は、
映画化を許諾した時点で全く別の作品と思っているので、
全く気にしていないという趣旨のコメントをしている。
特に目立った相違点としては、

地球
テラ
の運命。
物語のクライマックスから結末にかけての展開で、
原作と大きく異なっている。
───地球


地球…の原作を紹介します。
地球…の原作を紹介します。

地球…(テラ…)の原作 - 』
“コンピュータに左右されるのはもう御免だ”
とキースがコンピュータ・テラを止めた為、
地球内部は崩壊、
パニックになる。
人間もミュウもマグマと溶岩が噴出する地上で死に、
フィシス他ごく少数だけが生き残る。
悲しみに打ちひしがれ、
宇宙を漂っていたトォニィは
肉体を消滅させた他のナスカ生まれの
ミュウたちの手で地球から引き離された。
それから遠い未来、
同じ記憶を共有するひと組のミュウと思しき少年少女が出逢う
(二人はキースとフィシスの転生した姿だと思われる※竹宮恵子談)――。
───地球


地球…の映画を紹介します。
地球…の映画を紹介します。

地球…(テラ…)の映画 - 』
コンピュータ・テラは動き続ける。
人間はマザーコンピュータの爆発に巻き込まれて多数が死に絶えるが、
地上までに被害が及ばなかったため、
救助に降りてきたミュウたちに助けられる。
人間とミュウは手を取り合い、
自然がほぼ完全に再生しつつある地上で助け合いながら混乱を乗り越えた。
トォニィは戦争が終われば自分はただの災厄になるだけだと判断し、
25人の有志とともに地球を離れる決意をする。
そして、
遠い惑星から地球を見守り、
人間とミュウが完全に共存できたときに再度地球に呼びかける決意をして旅立つ。
トォニィがジョミーとカリナの間に生まれた子になっている
(原作では父親はジョミーではなく、
ジョミーとカリナの間にも何の関係も持たれない)。
上記の要件ゆえにカリナの設定年齢が高い
(原作ではカリナとジョミーが最初に出会ったのは、
カリナが7歳のときである)。
ミュウ側の宇宙船や兵器が生物
(貝類)
を想起させるデザインとなっている
(原作ではSFによくあるメカニックな意匠)。
などが挙げられよう。
───地球


主要な役に有名俳優を多数起用し、
アフレコ時、
主要キャラクターはコスプレをしながら行なった。
本作品の公開に先立って声優コンテストが行われ、
砂子弘美、
木内一裕の2名が優勝した。

VHS、LDで発売されている。
DVDは2007年6月21日にリリースされた。
───地球


地球…のアニメ映画版キャストを紹介します。
地球…のアニメ映画版キャストを紹介します。

地球…(テラ…)のアニメ映画版キャスト 』
ジョミー・マーキス・シン - 井上純一
キース・アニアン - 沖雅也
ソルジャー・ブルー - 志垣太郎
フィシス - 秋吉久美子
ジョナ・マツカ - 薬師丸ひろ子
トォニイ - 古谷徹 子供時代は川島千代子
セキ・レイ・シロエ - 神谷明
グランドマザー - 岸田今日子
コンピューター・テラ - 久松保夫
テラズ・ナンバー5 - 増山江威子
マザーイライザ - 池田昌子
カリナ(トォニィの母) - 小山茉美
サム・ヒューストン - 石丸博也(DVD解説書に訂正記事)
リオ - 三景啓司
アルフレート - 塩屋翼
船長ハーレイ - 野田圭一
ゼル機関長 - 柴田秀勝
クフ艇長 - 戸谷公次
ドクター - 八奈見乗児
エラ女史 - 野口すみえ
パパ - 田中崇
ママ - 藤田淑子
教授 - 北川国彦
ミュウの少年A - 間嶋里美
ミュウの少年B - 鈴木富子
警官 - 佐藤正治
看護婦 - 中谷ゆみ
白衣の男 - 岸野一彦
声優コンテスト優勝者 - 砂子弘美、木内一裕
───地球

地球へ(テラへ)テレ

地球…のテレビアニメ版を紹介します。
地球…のテレビアニメ版を紹介します。

地球…(テラ…)のテレビアニメ版』
2007年4月7日より毎日放送制作・TBS系列で放送。
全24話予定。

毎週土曜日18:00〜18:30、
通称土6枠で放送。
※その他の放送局・放送時間情報については別項を参照
───地球


地球…のキャストを紹介します。
地球…のキャストを紹介します。

地球…(テラ…)のキャスト』
ジョミー・マーキス・シン - 斎賀みつき
ソルジャー・ブルー - 杉田智和
フィシス - 小林沙苗
リオ - 浪川大輔
キース・アニアン - 子安武人
ジョナ・マツカ - 高城元気
トォニィ - 杉山紀彰(幼少期は喜多村英梨)
セキ・レイ・シロエ - 井上麻里奈
サム・ヒューストン - 羽多野渉
スウェナ・ダールトン(おヤエさん兼任) - 増田ゆき
グレイブ・マードック - 成田剣
ハーレイ - 小杉十郎太
ゼル機関長 - 秋元羊介
ヒルマン教授 - 伊丸岡篤
ブラウ航海長 - 一木美名子
エラ女史 - 織田芙実
アルフレート - 寺島拓篤
キム - 柿原徹也
カリナ - 久保さゆり
ニナ - 成田紗矢香
トキ - 水沢史絵
マザー・イライザ(テラズ・ナンバー5兼任) - 折笠愛
ジョミーのパパ - 松本保典
ジョミーのママ - ゆかな
レイン(ナキネズミ) - 小森まなみ
ナレーション - 若本規夫
───地球


地球…の主題歌を紹介します。
地球…の主題歌を紹介します。

地球…(テラ…)の主題歌』

オープニングテーマ

「endscape」(第1話〜第13話)
作詞:TAKUYA∞、作曲:UVERworld、編曲:UVERworld&平出悟、歌・演奏:UVERworld(レーベル:gr8! records)

「JET BOY JET GIRL」(第14話〜)
作詞:高橋瞳・mavie、作曲・編曲:TAKUYA、歌:高橋瞳(レーベル:gr8! records)
───地球


エンディングテーマ

「Love is...」(第1話〜第13話)
作詞・作曲:Miliyah、編曲:3rd Productions、歌:加藤ミリヤ(レーベル:MASTERSIX FOUNDATION)

「This Night」(第14話〜)
作詞・作曲:谷口尚久、編曲:Tomokazu“T.O.M”Matsuzawa、歌:CHEMISTRY(レーベル:デフスターレコーズ)
───地球


地球… 〜青き光芒のキース〜
テレビアニメ化
(前述)
に合わせて外伝漫画作品が、
『月刊Gファンタジー』
(スクウェア・エニックス)
で2007年6月号
(5月18日発売)
より連載開始された。
作画・林ふみの。
───地球


本作の連載開始に合わせて、
原作の単行本もスクウェア・エニックスより新装版
(全3巻)
が2007年4月に刊行された。
───地球

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