地球人

地球…(原作)の登場人物を紹介します。
地球…(原作)の登場人物を紹介します。

地球…(テラ…)(原作)の登場人物』
※()内は、最年少時から最期までの年齢です。

○ジョミー・マーキス・シン(13歳→45歳)

本編「地球…」のミュウ・サイドの主人公。

育英都市アタラクシアの出身。

潜在的なミュウとして14歳まで生きてきた。

感情過多であるため、
幾度かESPチェックを受けてきたが、
“無い”
とまで自嘲するタフな精神・神経と潜在的な強い思念波のおかげで潜り抜けてきた。

他のミュウとは違い、
欠けている部分のない健常者であり、
人類の太く短い生命力とミュウの細く長い能力を兼ね備えた存在であることから
ソルジャー・ブルーに見出され、
余命わずかの彼の後を継ぎ、

ミュウの長
『ソルジャー・シン』となる。

そして、
ブルーの意思を継いで、
ミュウが長年目指してきた地球テラ
向かうこととなる。

最初はその乱暴な性分から他のミュウたちに疎まれてきたが、
様々な訓練や勉強を経て―何よりも、
ブルーの強固な意志を宿したおかげで―カリスマ性の高いリーダーになってゆく。

その卓越した行動力と強大なESP能力で、
仲間の危機を救うために飛び出すこともしばしば。

また、
様々な経験を経て策士としての冷静さも兼ね備えるようになってゆき、
当初は反発されていたハーレイからも
「戦士だ」
と高く評価されるようになっていく。

彼もブルー同様、
14歳以降外見は変わっていない。

途中、
ナスカでの地球軍との衝突がきっかけで全失明・失語・失聴となり、
それからはテレパシーでコミュニケーションをとっている。

その強靭な肉体と精神力で、
惑星ナスカの希薄な大気や地球のS.D.体制のしかれた特別個室に適応した
(※ナスカの希薄な大気に適応するには、
長老たちはESP能力でバリアを張らないとならない。

また、
地球の特別個室では強烈なまでの思念波エネルギーに、
長老たちばかりかトォニィすらも悲鳴をあげた)。

また、
感受性が豊かなため、
感情を表に出しやすいミュウたちを懸命にリードし、
まとめあげた。

それは戦闘で仲間を失ったがゆえに
殻に閉じこもりがちだったトォニィたちミュウを統率して
全員の思念波エネルギーで地球軍を撃退したり、
キースらをはじめとする
地球側の首脳たちの態度に怒りをあらわにする
長老たちをけん制した。

ナスカの環境に適応したのは自身の身体のおかげだが、
地球の特別個室で苦しむ部下たちをなだめ、
ミュウたちを懸命にリードし、
長老たちをいさめるようになったのは、
ソルジャー・ブルーの存在を意識していただけではなく、
自身がナスカで味わった悲劇で
精神的に強くならざるをえなかったからだといえよう。

ナスカで安穏と生きる道を絶たれ、
多くの同胞を助けられなかった悲劇は、
遠回りしながらも、
彼に
地球帰ること』
の重要性を改めて認識させた。

原作と映画では運命が若干異なる。

原作版の最期は破壊寸前のグランドマザーに
精神を支配されたキースによって銃殺される。

しかし、
精神が分離し、
コンピュータ・テラを制止させたキースの
「俺を殺せ」
という言葉を受け、
苦痛を伴わないように殺す。

それに対し映画版では、
キースに致命傷を負わされるもののかろうじて生きており、
ふたりでコンピュータ・テラの前に落ちる。

今際
(いまわ)
の言葉は、
「キース、逃げろ」
だった。
───地球


○キース・アニアン(15歳→45歳)

本編「地球…」の人類サイドの主人公。

機械(マザー)の申し子・鉄面皮
などと評されるエリートだが、
喜怒哀楽のうち
《怒》
《哀》
の感情は誰よりも強い男である。

ジョミーの最大のライバル。

地球のどこにいても一目置かれ、
一線を画される存在である。

育英都市トロイナスの出身との触れ込みだが、
幼少時代及び受けたはずの
成人検査に関する記憶を一切持っていない。

エデュケーショナル・ステーションでの教育を終えた後は

「メンバーズ・エリート」に選出され、
その頭角を現して目を見張るスピードで
エリートコースを昇進していく。

ステーションでの教育過程からミュウと遭遇し、
幾度も対決していくことになる。

さらに、
様々な事件のなかで幾度も葛藤を繰り返しながら、
マザーが期待していた通りの成長を続ける。

そして、
最終的には地球の総帥となり、
ジョミーたちミュウと対立してゆくことになる。

20年近くにわたるミュウとの対決のなかで、
自身の出生の秘密やミュウの遺伝的要因の排除の可否、
さらには地球そのものの秘密を知ってゆくこととなる。

そのなかで、
ミュウの女性フィシスに不思議な縁を感じるようになっていく。

ゴルゴ13のように、
背後に立った者を反射的に撃つよう訓練されている。

実は、
フィシスの卵子を元に生み出された、
遺伝上の

“フィシスの実子”。

15歳まで人工子宮で育ち、
知識は脳に直接刷り込まれていた。

統治者候補たる

「無垢なる者」

の一人である故に、
養親はおらず、
よって成人検査も実は受けていない。

ひとりの人間としても、
ひとりの統治者としても、
ジョミーとは対照的な存在である。

最初はミュウから反感を買っていたものの徐々に理解者が増え、

“信頼できるミュウの長”
として受け入れられ、
リオやトォニィ、フィシスやハーレイといった
たくさんの同胞に愛されてきたジョミーに比べ、

常に孤独を選んでいた彼は
マツカとサム以外に心を許せる存在がおらず
(マツカにも心を許していない部分もあったが、
彼の死は悲しんだ)、
表面上は

地球国家元首”

という究極の要職に就いても、
心から尊敬し、
心から愛してくれる者はふたり以外におらず、
ふたりのいない場所では常に孤独であった。

彼も原作と映画では運命が若干異なる。

原作版では最後までジョミーをライバル視している。

ミュウの存在を認めながらも、
受け入れようとはしなかった。

ジョミーがグランドマザーと戦っているとき、
彼の心も一緒に戦っていたという。

あともう一歩というところで、
グランドマザーの思念波に操られジョミーを殺してしまう。

正気に戻ったところで、
いままで心に宿っていた機械の懸念が爆発する。

これまで従ってきたコンピュータが
自分の意思に介入することを拒絶したのだ。

グランドマザーが破壊された後、
コンピュータ・テラを停止させ、
地球を自然のままにし、
機械の管理から離脱することを選択する。

その後、
精神体として《生きていた》
ジョミーの手で殺されることを望む。

対して映画版ではジョミーを大切な同胞として受け入れる。

しかし、
グランドマザーに操縦された彼は
光線銃でジョミーに致命傷を負わせてしまう。

ジョミーを抱いて逃げようとするが、
二人一緒にコンピュータ・テラのもと落下。

ジョミーの
「逃げろ」
という言葉を無視し、

最期はコンピュータの束縛を拒否し、
キース・アニアンというひとりの
《人間》として、
自分の意思で死を選んだ。
───地球


○ソルジャー・ブルー(14歳→約300歳)

ミュウの中で最も長く生き、
長としてミュウたちを束ねてきた。

全体的に虚弱体質であり聴覚障害者である。

耳にはへッドフォン型の補聴器を付けている。

この補聴器は彼の記憶が記録されており、
ジョミーに託された。

3世紀もミュウとして生きたといわれるが、
青年としか思えない外見を保っている。

若く見せたがるのはミュウ全体に見られる傾向だと称する。

ジョミーにミュウが発生する原因が成人検査にあることを告げ、
自身が実験体として悲惨な日々を送り続けてきたことを告白している。

寿命が潰える直前にその意思をジョミーに託し、
ジョミーの能力を開花させる。

地球の強い思いを残したまま逝くが、
死んでもなおジョミーの中で生きつづけている。
(ジョミーが意識し続けている。)

50年前、
フィシスと邂逅し、
ミュウの船に連れてきた。

以降、彼女を
『女神』とたたえ、
彼女の手を通して地球を見るようになる。

ときおり束縛された姿でジョミーの心に登場するのは、
実験体としての彼の姿である。

フィシスと実際に邂逅したのは、
彼女が人工子宮の中で眠っている頃
(おそらく覚醒まであと数年といったところ)
である。

名前すらなかった彼女に一縷(いちる)
の可能性を見出した彼は能力を与え、

『女神』

と心からたたえた。

ジョミーはそんな彼に優しさを見出している。
───地球


○フィシス(15歳→96歳)

ミュウの、
盲目の美少女占い師。

生まれつきの盲目で予知能力に秀でたESP。

つねに歴代のソルジャー
(ブルー、ジョミー)に仕え、
提言を与えている。

占いは占い用のターフル
(オランダ語でテーブルの意)

で行われ、
占いの結果は概ね当たる。

また、
なぜか銀河系や地球の外観を知っている。

謎の多い女性で、
物語上、
重要な意味を担う存在である。

キースとは敵同士であるにも関わらず何故か情報を与えてしまい、
トォニィを目覚めさせようとして、
かえって逃げられ、
能力や知識を吸収され、
正体すら暴かれてしまう。

しかし、
その正体を知っていたソルジャー・ブルーにとって彼女は
『女神』であった。

ジョミーの願いから、
唯一ジョミーを本名で呼ぶ。

キースの遺伝子上の母親。

『息子』キースと
直接接触した時には、
本人の意志に関係なく心を読まれてしまった。

実は、

『無垢なる者』

の候補者として15歳まで人工子宮で育てられ、
知識は脳に直接刷り込まれていた。

銀河系や地球のイメージも刷り込まれた物である。
地球のイメージは

『無垢なる者』

の候補者が地球に忠誠を誓うために刷り込まれており、

『無垢なる者』

の候補者の特徴でもある。

たとえトォニィに嫌われても、
彼をはじめとする

『ナスカの子』

たちを我が子のように心配した。

それは休む時間もろくに与えず、
ひたすら彼らを戦場に送り込むジョミーに自ら忠告に行ったほど。

ESP能力はすべてソルジャー・ブルーから極秘に与えられたものである。

人類とミュウをつなぐ

『女神』であってほしい……

ブルーの願いは皮肉にも、
原作では地殻変動で滅びつつあった地球でかなえられることになる。

なお、
映画版では彼女がキースと遺伝学上の親子であっても、
あくまで

《ミュウのフィシス》
として紹介されている。
───地球


○ジョナ・マツカ(17歳→39歳)

ミュウであることを隠し、
人間社会に溶け込んでいたミュウ。

控えめで大人しく女性的な性格。

キースを殺そうとするが、
反撃されてしまう。

その後、
助命される代わりに無理矢理キースの副官にされ、
彼の片腕として共に人生を歩むことになる。

ジョミーやブルーらと同様に、
外見年齢は変わらない。

だが、
己の能力を恐れ、
己を殺しながらエリートコースに在籍していたため、
ミュウのESPによる殺傷能力の強さや人の3倍もあるといわれる寿命のことすら知らない。
最初は嫌々ながらキースに従っていたが、
やがて、
その関係は徐々に変わってゆくことになる。

地球政府では少尉の階級を与えられる。

彼がキースに仕えてよかったと本気で思えるようになったのは、
ミュウとの対談を翌日に控えた夜のこと。

サムの死や実母フィシスの想いが流した涙に満たされた心を見た瞬間だった。

それから数時間後、
キースを襲撃したトォニィをかろうじて撃退するも、
体を上下に引き裂かれてしまう。

しかし彼は息絶える前に、
心停止状態だったキースを最後の力を振り絞り蘇生させた。

階級は殉職のため大尉に死後二階級特進した。

映画版ではミュウとして基地内を追われ、
隠れていたところをキースに発見される。

幸運にもキースが面倒を見てくれることになったため、
キースに心底感謝し彼に尽くす。

なお、
ミュウとしての知識や自覚がない設定は原作どおりである。
───地球


○トォニィ(0歳→22歳)

惑星ナスカで、
母体によって生まれた初めての子。

3歳のとき、
ある事件で昏睡状態に陥るが、
12歳前後の肉体に成長して覚醒する。

それ以後も急激な肉体成長を続け、
最終的に成人する。

本人いわく
『(ジョミーと同じ)完全なミュウ』。

彼を覚醒させようとしていたフィシスから《彼女から逃れるために》
知識と予知能力を習得し、
彼女の正体すら見抜いてしまう。

しかし、
精神の成長が肉体にともなっておらず、
精神年齢は生きてきた時間とほぼ同じでしかない。

ナスカで生まれた子供特有の強い思念波を持つ。

彼にとってジョミーは
『グラン・パ(おじいさん)』
であり、
両親以上に尊敬すべき
『親』
であり、
目指すべきベクトルである。

だが、
自分を放ってリオやハーレイと行動するジョミーに怒りを感じ、
リオとハーレイに嫉妬したりしている。

そんな彼が最も恐れていることは、
ジョミーと別れたりジョミーに嫌われたりすることである。

実は、
キース・アニアンを二度も死の淵まで追い込んだ唯一の人物である。

最初は3歳のとき。

3歳の段階で、
キースを無理やり自供させるほどの
類まれなるESP能力と高度な知能をあらわしており、
《殺意》というものも
このときすでに知っていた彼はキースを殺害しようとした。

それがのちに実の母カリナを死なせてしまう結果となるが、
本人はキースとフィシスのせいだと考えている。

ゆえにキースはもちろん、
キースと通じただけでなく、
ソルジャー・ブルーに能力を与えられただけの
人間に過ぎなかったフィシスすら激しく憎悪している。

2回目はジョミーとともに地球降りたとき。

S.D.体制の敷かれた個室でひとり眠りにおちることができなかった彼は、
キースを探し出し寝室で彼を心停止状態にまで追い込む。

最後には、
ジョミーの思いを残しながら宇宙の果て飛んでゆく。
───地球


○セキ・レイ・シロエ(15歳)

キースとおなじステーションに在住していた、
エリートでありながら機械によって制御された社会を
強く拒み、憎んでいた少年。

育英都市エネルゲイア出身のジュライ・グレード(7月生)。

自分を慈しんでくれた
「母」
に関する記憶を成人検査で奪われた事をひどく悲しみ、
かつテラズ・ナンバーやマザー・イライザなどの管理コンピューターを憎んでいる。

キースやサムを蔑むような態度を常にとる小生意気な子供でありながら、
勉強に精を出してエリートとしての道を歩むという、
一見矛盾しているが筋の通った行動をとっている。

やがて、
キースが幼少時代の記憶が全くないことを知った彼は、
キースをおとしいれるため、
その素性を探るべく行動を開始する。

そして、
キースの出生にまつわる真実を告白することになる。

出番は少なかったが、
物語の位置づけとしては比較的大きな存在である。

当初から

《要注意人物》

に挙げられていた。

しかし、
キースの行動を調べていくうちに監視は強化され、
成人検査後にESP検査を受けるという前代未聞の事態に巻き込まれる。

精神的・肉体的に負担を負った彼は、
禁止事項を言葉に出すと心臓周辺を圧迫するベルトにより
精神的な束縛を受けていたが、
キースの前でキースの正体を暴露する。

その後逮捕され、
ステーションから逃亡を図るが、
キースに撃墜される。

このとき、
キースは涙を流した。

ラストでのミーシャの記憶の画に、
彼も入っている。
───地球


○サム・ヒューストン(15歳→45歳)

幼少時代はジョミーの幼馴染で、
ステーションではキースの唯一の親友となる。

ガキ大将タイプで、
面倒見が良い優しい男。

その人間関係が災いして、
ミュウと人類の運命に翻弄されることになる。

TVアニメ版では幼児退行後のシーンにて映画版のOPを口ずさんでいる。

宇宙からナスカを警備していたとき、
ジョミーたちミュウに遭遇。

人類の敵ミュウの長となり、
14歳の頃と見かけが全然変わっていないジョミーを

「化け物」

呼ばわりしてしまい、
挙げ句の果てに殺害しようとしてしまう。

しかし、
長老たちによってナスカでの記憶が消された彼は地球政府によって発見される。

記憶を消されたショックで精神破綻を起こした彼は幼児退行を起こし、
成人検査以前の記憶しか残っていなかった。

これ以後、
親友キースとは付き合い方が変わるものの、
亡くなるまでキースの心のよりどころとなった。

ジョミーとキースとの会談を翌日に控えたS.D.599年12月、
長年入院していた火星の病院にて死去。

死因は急性肺炎。

皮肉にも、
亡くなるまでの間、
ナスカでジョミーと接触した23歳のままの姿で生き続けた。

これは
「心が若かったため」
とされる。
───地球


○リオ(?歳)

ミュウのひとり。
先天性の言語障害を持ち、
テレパシーで会話する。
ジョミーの左腕。
ジョミーが初めて肉体的に接触したミュウであり、
彼の優しさを心から理解している、
初めての良き理解者であり、
味方でもある。
───地球


ハーレイ(?→約300歳)

ミュウの長の一人。
宇宙船の船長なので
“キャプテン”
の肩書き付きで呼ばれる。
ブルー亡き後、
ジョミーの補佐を務め、
ジョミーの右腕として辣腕
(らつわん)
をふるう。
時に暴走するジョミーをいさめる一方で、
彼の実力と才能を認めている。
外見は壮年でソルジャー・ブルーよりはるかに年上だが、
ブルーと同じ時代を彼とともに生き、
地球向かうための準備を一から整えてきた。
───地球


○ゼル(?→約300歳)

ミュウの長のひとり。
宇宙船の機関長であるため、
ハーレイ同様
“機関長”
の肩書き付き。
最初はジョミーの素行から、
次期ソルジャーに推すことに懸念を示していた。
外見は
『長老』
と呼ぶに相応しい老人で、
ブルーと同じ時代を生きて来た人間のひとり。
───地球


○エラ(?→約300歳)

ミュウの長のひとり。
みんなからはエラ女史と呼ばれている。
ジョミーに関するソルジャー・ブルーの提案に、
最初は難色を示していた。
外見はハーレイと同年齢に見えるが、
ブルーと同じ時代を生きてきた長老たちの紅一点である。
───地球


○教授(?歳)

ミュウの子供たちを指導している、
古参のミュウ。
ミュウの子供たちにいジョミーの成人検査の様子を見せた。
ジョミーにミュウの歴史を教えたのをはじめ、
政治や帝王学など様々なことを教えてきた。
外見は50代前半から60代前半だと思われるが、
実際はその3倍以上は生きていると思われる。
ちなみに右腕は義手。
───地球


○アルフレート(?歳)

フィシスに仕えている
(フィシスに好意があり、
一緒にいるだけ?)
アンドロイド又はサイボーグ。
体が機械であるという描写は無いが、
目から下に線が入っている為、
アンドロイド又は虚弱体質で顔の皮膚を含めた
全身をサイボーグ化しているミュウであると推測される。
何かと感情をあらわにし、
フィシスに逢いたがるジョミーを敬遠している。
───地球


○カリナ(7歳→19歳)

トォニィの母。
S.D.577年、
赤い惑星ナスカにて、
ミュウで初めての妊娠・出産を行った女性。
普段は保育部で看護師をしている。
ジョミーから
『お母さん』
という者の存在を読み取ってからずっと、
母親になりたいと切に願っていた。
───地球


○アルテラ(?歳)

トォニィと同じく、
惑星ナスカで母体から誕生した9人のミュウのうちのひとり。
ナスカ生まれのミュウ特有の強力な思念波を持つ。
トォニィの恋人。
しかし、
戦線でジョミーに酷使される上に、
他のナスカ生まれのミュウの少女たちと同じく生殖能力を持っていないため、
トォニィに悲しみをぶつける……。
外見は10代後半程度。
───地球


○タキオン(?歳)

トォニィと同じく、
惑星ナスカで自然分娩により誕生した9人のミュウのひとり。
ナスカ生まれ特有の図抜けた知能と強力な思念波を持ち、
ジョミーを崇拝し続ける少年。
トォニィたちナスカ生まれのミュウの少年少女たちと戦線に立つが……。
───地球


○ツェーレン(?歳)

トォニィと同じく、
惑星ナスカで自然出産により産まれた9人のミュウのひとり。
ナスカ生まれのミュウが持つ強力なESP能力を持つ少女。
やがて、
ジョミーから重大な使命を任されることになる。
外見は10代前半程度。
───地球


○グランドマザー

地球で人類全体を統治する強大なコンピュータ。

ミュウを人間社会から拒絶しながらも、
設計者によって、
“その因子を断ってはならない”
という矛盾したプログラム
「永久絶対指令」
を組み込まれている。
これは
“人類とミュウのいずれか、
再生させ得た側に地球の運命を任せる”
という、
当時の地球指導部による一種の賭けの為であった。
───地球


○コンピュータ・テラ

地球に最も深く直結し、
マグマの流れを変えることすら出来るコンピュータ。
グランドマザーが破壊されたときのみ現れる。

S.D.時代に入る10年前に設置されたコンピュータで、
地球の運命は人類よりもミュウが握る確率が高いことを計算していた。
しかし、
当時の政治家たちがこの計算結果に難色を示したためにグランドマザーが創られ、
真っ先に到着する者がどちらになるか、
地底で長いこと待っていた。
人類であるキースが先に到着することになるが、
グランドマザーとの戦いを経た彼によって永遠に停止させられることになる。
───地球


テラズ・ナンバー5

世界に9機ある
テラズ・ナンバー』
のひとつ。
グランドマザーと直結し、
育英都市アタラクシアの
「目覚めの日」
を担うコンピュータ。
成人検査を担当する。
───地球


○マザー・イライザ

キースが在住していたE-1077ステーションのマザーコンピュータ。
ステーションでは、
エリートたちが彼女とコミュニケーションをとり、
時には精神分析やヒーリングなども行う。
人の形を映し出して現れることがあるが、
それは身近な女性
(母親や、恋人)
に似るとされる。

マザーコンピュータと直結しており、
E-1077エデュケーショナル・ステーションで
《無垢なる者》
となる実験体を創造していた。
キース・アニアンやフィシスもここで創られた。
───地球


○ミーシャ

一番最後に登場する少女。
ミュウと思われる少女で、
ジョミーやキース、
ミュウと人類の戦いの記憶を持つ。
物語上どのような意味があるのか、
どのような立場なのかは不明。
ネット上でも論議がなされていたりする。
───地球
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